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十勝毎日新聞

「しほどら」販売好調 地元素材でふんわり チアーズ【士幌】

「しほどら」をPRする斉藤マネジャー

 士幌町内のまちづくり会社「CheerS(チアーズ)」が新商品のどらやき「しほどら」(216円)を開発した。昨年11月下旬の販売開始から約1カ月で1000個以上売れたという。同社は「新たな特産品として、士幌を訪れる全国の人に食べてもらいたい」とPRしている。

 町内の土産物が少ないことから、常温で手土産になる菓子を作ろうと、昨年夏から開発に取り掛かった。生地の食感や、自社で手作りしたあんことのバランスなど、試行錯誤を繰り返し、香りと食感にこだわって上品な甘さに整えた。

 材料はJA士幌町から仕入れた小麦「きたほなみ」と、小豆「エリモショウズ」を使用したほか、生地に上士幌町の十勝養蜂園が手掛ける「百花蜂蜜」を加えて風味豊かに仕上げた。斉藤誠幸マネジャーは「ふんわり、もっちりした食感が楽しめる」と太鼓判を押す。

 12月にはどらやきの名前を決める町民投票を行い、「士幌で長く愛される商品として願いを込め」(斉藤マネジャー)、「しほどら」に決めた。

 道の駅ピア21しほろで販売している。今後は箱入りのセット販売や、ふるさと納税の返礼品で展開していきたい考え。問い合わせはチアーズ(01564・7・7655)へ。

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