ミスシンザンに決まった岡田さん（左）と高橋さん（右）

　浦河町のシンザンフェスティバル実行委員会（中島雅春実行委員長）は、27、28日開催の「うらかわ馬フェスタ２０２４」の第39回シンザンフェスティバルに華を添える「ミスシンザン」に、岡田有未（ゆみ）さん（27）と髙橋初奈（にいな）さん（23）の２人を選出し、８日に役場で記者会見を行った。

　岡田さんは浦河町出身で、高校卒業後は札幌などで働き３年ほど前に浦河町に戻り、現在は浦河向陽園で事務職員として働いている。岡田さんは「美しい自然や新鮮な食べ物など、浦河町の良いところをＰＲしたい。いろいろな年代の人と接してみたい」と話した。

　髙橋さんは札幌市出身。市内の大学を卒業後北海道庁に採用され昨年９月から日高振興局に勤務している。中学時代に父親が帯広に単身赴任していたこともあり何度か帯広競馬場にも足を運んだという髙橋さんは「浦河は自然が豊か。札幌ではなかなか見られない光景もあり、実際に来てそのすばらしさを感じてほしい。人との関わりを通じて浦河の良さを伝えていきたい」と意気込みを語った。

　いずれも知人の勧めで応募したという。

　ミスシンザンはＪＲＡ日高育成牧場特設会場で開かれる第39回シンザンフェスティバルの席上で表彰（日高報知新聞社からトロフィー贈呈）されるほか、来年１月上旬に京都競馬場で開催される重賞レース「第59回シンザン記念（ＧⅢ）」でプレゼンターを務める。さらに、来年の馬フェスタまでの１年間の任期で、町の観光ＰＲ活動を行なう。