新しいスポーツ「モル ック」に挑戦する参加者たち

【日高】町教委主催の門別ことぶき学園　本科７「モルック体験会」が24日、門別総合町民センターで学園生27人が参加して行われた。

　モルックは、フィンランドのカレリア地方の伝統的なゲームｋｙｙｋｋａ（キイッカ）を基に、１９９６年に開発されたアウトドアスポーツ。木製の棒を投げて、12本のピンの倒れ方で得点を争う軽スポーツ。

　この日は、ルールや試合の流れを町職員から説明を受けモルックを体験。チームのメンバーを変えるなど親睦を深めながら、どの学生もこつをつかむために笑顔で楽しんだ。

　基本のルールは、①モルック棒を投げて12本のスキットル（点数が書かれた木製のピン）を倒す②倒れたスキットルはその場に立てなおして、次のチームの人が投げる③投げ方は下から投げる④スキットルの倒れ方で点数が決まる（倒れた分だけ足すが、重なっている場合は完全に倒れた本数のみが点数）⑤合計50点ぴったりで勝利⑥50点を超えた場合は25点から再スタート　※対戦するいずれかのチームが50点になるか、試合時間で終了。

　参加した井上なを子さんは「初めてモルックを体験した。50点にするために倒すスキットル（木製のピン）を選び上手く倒れるように投げなければならない。高齢者は体を動かすことも大切だが頭を使うことも大切。ルールを覚え回数を増やすことで上達できると思う。中々楽しいスポーツなので楽しみが増えました」と話した。