桟橋からのワカサギ釣りを楽しむ人たち

　大沼漁協が管理運営する釣り堀「太公園」で２０日、桟橋からのワカサギ釣りが始まった。初日から愛好者や国内外の観光客が訪れ、体長７～１０センチのワカサギを続々と釣り上げていた。

　以前は水面が凍結してから氷上穴釣りとして親しまれていたが、桟橋を整備し、早い時期から営業している。最大で約１００人が利用可能で、道南から家族連れやグループ、団体では函館近郊の園児や外国人観光客までさまざまな人が冬の風物詩を楽しんでいる。

　桟橋からの釣りのため、回遊する群れに当たると初心者でも大漁ができる。釣り場担当の川村幸治さんは「魚はまだ大きくなると思うが、早めの来場を」と呼び掛けている。

　営業時間は午前８時～午後４時。一人２時間、貸しさお（持ち込み不可）、仕掛け、餌などが付いて一人１８００円（大人・子ども共通）。から揚げ体験は有料。問い合わせは川村さん（０９０・２８１０・７３４７）へ。