新年を迎え大勢が初詣に訪れた浦河神社

　浦河町大通２の中心市街地にある浦河神社（酒井俊宮司）は、多くの町民や帰省者らが初詣で参拝し、新年の無病息災などを願った。

　浦河神社は１８０１年（享和元年）創建。境内から社殿まで１０１段の石段があり、１９１０年（明治43年）に造営の社殿は一昨年に大規模修繕が完了した。新年の初詣では町民や帰省者らが参拝してにぎわう一年で最も早い年初の風物詩のひとつ。

　新年を迎えたばかりの石段には多くの参拝客が列をなし、社殿前で参拝を済ませた後は、厄除けや開運などを祈っておみくじやお守りを買い求めていた。

　ホッカイドウ競馬の騎手として３年目に挑む宮内勇樹さん（23）は「（昨年は）目標の１００勝にあと一歩で達成できなかったことが悔しかった。今年は昨年以上の成績を目指したい」と気を引き締めていた。

　浦河神社では10～15日午前９時～午後４時までどんど焼きで正月の松飾りやしめ縄、古札などの焚き上げを行う。持ち込めるものは神社のお札、お守り、破魔矢、熊手、しめ縄、門松、榊のほか浦河神社から授与したもの。