壮瞥町の商工業、観光業者らでつくる「そうべつシードル造り実行委員会」(川南和彦委員長)の壮瞥産リンゴ(品種つがる)を100%使用したアップルワインが今年も完成した。すでに店頭に並んでおり同委員会は「クリスマスや年末年始に味わって」と呼びかけている。
2018年にシードル(りんご酒)の姉妹品として企画し、毎年この時期に販売している。今年は、夏から秋にかけて好天が続きリンゴの肥大化が進み、質よく生育。果樹園の協力を得て原料688キロを確保。10月に青森県弘前市のタムラファームに送り醸造していた。
500ミリリットル瓶で限定812本が完成。アルコール度数は9%。同実行委員会によると、やや甘口でリンゴ本来のうま味成分が感じられるという。荒搾り製法で、瓶の底に若干のにごりがあるように仕上げている。
低アルコールを好む人には、炭酸水で割って楽しむことを勧めている。クリスマスや正月などを迎えることから同実行委員会は「仲間や家族が集まるときに地元の味として楽しんでほしい」とPRしている。
1本(500ミリリットル)税込み1760円。町内では農産物直売所サムズやセイコーマートふじさわなどで販売している。問い合わせはサムズ、電話0142・66・3600。
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