JA幕別町(前川厚司組合長)は、赤インゲン豆「きたロッソ」を使用した「十勝つぶごろあんまん」の販売を始めた。2021年から本格栽培を始めた「きたロッソ」の販売促進と、高付加価値化が目的。前川組合長は「あんまんを通して広く周知し、普及につながれば」と期待を寄せている。
きたロッソは十勝農試が国内で初めて開発した道産赤インゲン豆の新品種。色落ちや煮崩れしにくいのが特徴で、管内では同JAでのみ生産している。
あんまんは、企業間連携の北海道フードネットワークプロジェクト(事務局・帯広物産協会)の枠組みで開発。東洋食肉販売十勝事業所が製造し、あんは西山商店(帯広)が担当した。
あんには大粒の豆がごろごろ入っており、生地には同JAの特産「インカのめざめ」のパウダーを練り込んだ。硬さが特徴のきたロッソは、小豆の倍以上の時間で煮ることで独特の歯ごたえを残しつつ、口当たりをなめらかにした。
17日に同JAで商品発表会が開かれ、飯田晴義町長、前川組合長、町応援大使の桑井亜乃さんが出席。桑井さんは「これほど豆を感じられるあんまんは新鮮。生地もモチモチしていておいしい。たくさん食べてもらえるようPRしたい」と話していた。
1個100グラム・330円。冷凍で販売する。ハピオ(音更町)、とかち物産センター(JR帯広駅エスタ東館)、新千歳空港の十勝VALLEYsで販売している。
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