特別賞の左２人目の平野さん、青木さん、岡部さんと推薦の寳金さん（左）

【新ひだか】第68回全道学校書道展（道書道教育連盟、毎日新聞北海道支社主催）の審査結果が11月24日発表され、静内高校（酒井徹雄校長、生徒４９９人）の書道部20人が入賞した。入賞作品４３４５点は、11月27日～12月１日まで札幌市中央区の市民ギャラリーに展示される。

　道内の小中学校、高校から８０６０点の応募の中、静内高校から特別賞３人、推薦１人、特選16人が入賞を果たした。 　個人特別賞の文部科学大臣賞に平野琉知文さん（３年）、北海道教育大学長賞に青木理子さん（３年）、北海道書道教育連盟賞に岡部麻玲さん（１年）、推薦に寳金劉希娃（るきあ）さん（２年）が選ばれた。

　個人部門の最高賞となる文部科学大臣賞を獲得した平野さんは「最優秀賞をもらえてすごくうれしい。３年間の努力が実を結んだ感じです。２年生の頃から書いていた自分の持ち味を出せた力強い作品が選ばれてよかった。何度も指導してくれたと先生、応援してくれた仲間たち、支えてくれた両親に感謝の気持ちでいっぱいです」、特別賞を獲得した青木さんは「道教育大学長賞をいただき光栄です。木簡の作品で入賞することができてうれしい」、岡部さんは「道書道教育連盟賞のこんな大きい賞をもらえるとは思っていなかったので、とてもうれしい。作品制作ではたくさん指導してくれた横山先生に感謝し、もっと高みを目指してこれからも頑張っていきたい」とそれぞれ話した。

　このほか特選に、村井希帆さん、富士本涼奈さん、本山心羽さん、北郷心音さん、加渡莉々亜さん、猪村菜美さん（以上３年）、黒田杏南さん、岩﨑舞依さん、中山夏凪さん、竹内花朋さん、菅原悠斗さん、小野杏紗さん（以上２年）、旭岡知優さん、三谷愛好さん、青木心春さん、渡辺彩華さん（以上１年）が入選した。