「名前広まる」協議会も喜ぶ
乳製品の製造・販売をしているのぼりべつ酪農館(登別市札内町、三浦学代表取締役)はまちを元気づけ、PRキャラクターとして親しまれている「元鬼」の名を冠したハムを販売している。今後もソーセージやベーコンなどの商品にも利用する考え。
販売しているのは「元鬼豚生ハム」(100グラム、1350円、税込み)。三浦代表取締役は「地元のものを商品にするなら『元鬼』の名前を」とひらめいた。9月ごろのぼりべつ元鬼協議会(西尾拓也会長)に連絡、名称使用の快諾を得た。
同館で行われたお披露目会には、西尾会長と川田弘教事務局次長が訪れ、商品パッケージやポップなどを見て「商品とともに、元鬼の名前も広まってほしい」と願いを託した。
商品は、同館内での販売と業務用として仕入れ先に提供しており、今後は登別温泉のホテルなどにも置く予定という。
三浦代表取締役は「何とか生ハムを開発したかった。クリスマスも近づき、地元はもとより道内外の人にも食べてもらたい」と話し、今後もソーセージやステーキベーコンなどの商品に使っていきたいとしている。
西尾会長は「名前を使いたいと声をかけてもらいありがたい。地域の活性化の活動をしているため、大きくアピールできる」と喜んでいる。
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