これからも進化を 喜びに沸く下河辺牧場【日高】
【日高】17日に行われた中央競馬の3歳上・秋のマイル王決定戦の第41回マイルチャンピオンシップ(GⅠ、芝1600㍍)で優勝したソウルラッシュの生産者、町内福満の下河辺牧場(下河辺行雄社長)は喜びに沸いた。
下河辺牧場は、1933年(昭和8年)に初代代表の下河辺孫一さんが千葉県香取郡大栄町(現成田市)に牧場を開設。その後、栗源町(現香取市)に移転。66年には日高町にも牧場を開設し、1997年(平成9年)創業者の逝去に伴い長男である現会長の俊行(82)さんが跡を継いだ。現在は俊行さんの長男・行雄(53)さんが社長。
下河辺牧場は、現在繁殖牝馬120頭、生産頭数は80~90頭、従業員は85人。
この日、俊行会長と行雄社長は愛馬を京都競馬場で応援。社長の弟・隆行専務(51)は「緊張しながら家族で自宅のテレビでレースを観戦。ゴールした時は、思わず声が出た。とにかくうれしい。やっと優勝することができた。いつも惜しいレースをしていたので、直線を抜け出し一気に差をつけた時はもの凄く興奮してしまった」と喜びを語り「同馬は小さい頃から病気も無く元気な仔だった。性格もルーラーシップの子なので穏やかで手がかからなかった」と牧場にいた頃の様子を振り返った。
レース直後には、大鷹千秋町長、本間充門別町農協組合長、日高軽種馬農協職員、奈良淳産業課長他関係者が次々駆け付け、祝福の言葉をかけ喜びを分かち合った。
隆行専務は「充実してきているので頑張ってくれると思う。けが無く頑張ってほしい。これからも進化を願い応援していきたい」と期待を込めた。
大鷹千秋町長は「日高町産馬の優勝は久しぶりであり大変喜ばしい」と祝福した。
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