日本古来の雅楽に触れる 大楽毛小で出前授業【釧路市】
釧路市立大楽毛小学校(富田直子校長)で18日、篳篥(ひちりき)奏者の中村仁美氏による出前授業が開かれ、6年生34人が「雅楽」について学んだ。
中村氏は東京藝術大学在学中に、日本の古典音楽の一つで重要無形文化財にも指定されている雅楽に出合い、雅楽演奏団体「怜楽舎」のメンバーとして活動。日本全国で雅楽の楽しさを伝えているほか、ドイツやオランダなど世界各地での公演も経験している。今回の授業は、子供たちに日本の伝統文化に触れる機会を提供する「めでたの会」(代表・菊池美恵子厳島神社権禰宜(ごんねぎ))が主催し、来年2月までの期間、市内の8小学校と2中学校で実施される。
この日中村氏は、雅楽を代表する楽器、笙(しょう)、龍笛(りゅうてき)、篳篥を持参し、構造や使い方を伝授。児童らは各楽器を体験し、全員で「越天楽」を合唱した。金澤晴太君(11)は「はじめて見る楽器を演奏できて楽しかった。こういった音楽に興味をもった」と笑顔を見せていた。
関連記事
函館市がインクルージョン啓発イベント 池崎選手がアンバサダーに【函館】
函館市は17日、誰一人取り残さない社会の実現を考える「インクルージョン啓発イベント2024」を函館競輪場テレシアターで開いた。函館出身で車いすラグビー日本代表の池崎大輔選手(三菱商事/BLIT...
江差の語り部、文化継承に力 松村さん文科大臣表彰に喜びと感謝【江差】
【江差】文化庁の今年度地域文化功労者表彰(文部科学大臣表彰)に選ばれた江差町の語り部作家、松村隆さん(98)が、函館新聞の取材に応じた。「活動を支えた仲間や周囲の人たちが応援してくれたから今ま...
トラウトサーモン安定的生産に期待込め 浦河港内で養殖試験 浦河町栽培漁業..
秋サケ漁の低迷などで漁業者への影響が広がる中、浦河町と日高中央漁協などでつくる浦河町栽培漁業研究会(松山亮久会長=同漁協参事=)が、浦河港内でトラウトサーモン(ニジマス)の養殖試験事業に着手...
これからも進化を 喜びに沸く下河辺牧場【日高】
【日高】17日に行われた中央競馬の3歳上・秋のマイル王決定戦の第41回マイルチャンピオンシップ(GⅠ、芝1600㍍)で優勝したソウルラッシュの生産者、町内福満の下河辺牧場(下河辺行雄社長)は喜びに沸...
道東道阿寒─釧路西 12月22日開通 札幌─釧路市街地直結【釧路市】
釧路開発建設部は18日、現在整備を進めている道東自動車道(通称・道東道)の阿寒インターチェンジ(IC)─釧路西IC間(延長17㌔)が12月22日に開通すると発表した。当日は関係者を招いた記念式典や...
CATEGORY記事カテゴリー
MEDIA参加新聞社
ARCHIVE月別記事リスト
RANKINGアクセスランキング
- 週間アクセス
- 月間アクセス
-
1
17日、閉店 シシャモずしの大豊寿司 2年連続休漁で苦渋の決断 むかわ
2昔風の純喫茶復活 マリー・ギャルソン17日営業再開【釧路市】
3ハマナス使い保湿美容液 「Maw」シリーズ最終章 農大食香粧化学科の学生7人 プロジェクトでCF挑戦【網走】
4釧路の漫画家吉田さん、「スノウ」配信開始【釧路市】
5秋の味覚を楽しむ さまに地場産フェア カニすくいに笑顔【様似】
-
1
高校で卒業式、1623人が門出の日【釧路管内】
2タイ国鉄車両工場長 シンハカーンさん キハ183系を見学 安平
3昔風の純喫茶復活 マリー・ギャルソン17日営業再開【釧路市】
4釧路市動物園、ライオンのユウキ死ぬ【釧路】
5「ぽん・ぽんゆ」プレオープン 日帰り入浴23日までお得【標茶】