ニュースポーツ「カーリンコン」でポイントを競う参加者たち

【新ひだか】日高管内老人クラブ連合会の女性部会リーダー研修会は14日、町公民館で開かれ、「誰もが主役のカーリンコン講座」で軽スポーツの楽しさを体験した。女性部会の会員相互の親睦・交流を深め、軽スポーツの楽しさや体力の維持・健康づくりの意識を高めるためことを目的。管内から64人が参加した。女性部会での５回目のカーリンコン講座となる。

　開会で岩間登美子部会長（えりも町）は「時間の許す限り、カーリンコンを楽しんでほしい」とあいさつ。

　道カーリンコン協会の清水秀人会長が講師を務め、協会女性選手４人がサポートした。

　カーリンコンは、赤と緑の６枚のディスクを互いに投げ合い、ポイントにどちらが近いかを競うスポーツ。場所を選ばず、室内で天候に関係なくプレーができ、年齢を問わず、体の不自由な人も参加が可能。「笑顔」で「元気」に「仲良く」誰もが楽しめスポーツ。競技人数は、各自２枚のディスクを持つ１チーム３人が基本。コートは幅３×奥行10㍍で、ディスクは直径12㌢約83㌘、ポイントは少し小さ目の直径６㌢15㌘。適度な運動が、フレイル（虚弱）予防や健康寿命の延伸に効果があると言われている。

　参加者は12チームに分かれ、競技形式でディスクを投じてポイントを競った。コートからディスクが飛び出したり、会場は参加者の歓声と笑顔があふれた。道カーリンコン協会から優勝、第２位、第３位のチームに商品と手作りメダルが贈られた。