冬の日勝峠 事故防げ 十勝隊など初の合同取り締まり【清水】
13日から始まる「冬の交通安全運動」(22日まで)を前に、道警十勝機動警察隊(十勝隊、箱崎和好隊長)、新得署(坂井一明署長)、門別署(相澤博昭署長)、北海道警察本部(道警本部、伊藤泰充本部長)は10~12日、「日勝峠・国道274号における交通事故抑止対策」と題し、同峠で速度違反の取り締まりを実施した。
合同での取り締まりは初めて。冬に向け、路面凍結によるスリップ事故やシカとの衝突事故を抑止するのが目的。
12日は午前9時に、十勝隊が移動式オービス(速度違反取り締まり装置)で同峠の清水側1合目手前の下り車線(60キロ制限)で、新得署がレーザーパトカーで2合目付近の上り車線(50キロ制限)でそれぞれ取り締まりを開始。これらの地点は直線続きで速度が出やすく、シカも路上に出てくる。9月8日には、オートバイを運転していた男性がカーブを曲がりきれずガードレールに衝突する死亡事故も起きている。
また、峠の日高側では道警本部の交通機動隊が覆面パトカー、同じく交通指導課が移動式オービスで速度超過を取り締まった。
十勝隊機動第三中隊の和崎栄造中隊長は「これからの時期、事故が多発する。標高の高い日勝峠では日陰やトンネル出入り口が凍結しやすい。速度を落とし、気を付けて運転してほしい」と語った。また、新得署地域・交通課の下津雄輝警部補は「死亡事故ゼロ、人身物損事故の減少を目指す」と意気込んだ。
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