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網走タイムズ

夕焼けに伸びる長い尾 紫金山・アトラス彗星 網走でも観測

日没後、西の低い空に現れた紫金山・アトラス彗星(13日午後6時ごろ、東網走で)

 昨年1月、中国の紫金山天文台と、地球に衝突する可能性のある小惑星を発見するためのプロジェクト「ATLAS(アトラス)」が発見した「紫金山・アトラス彗星」が、地球に接近。網走でも日の入り後の西の空に長い尾の伸びた姿が現れ、天文ファンや市民を楽しませた。

 発見時、木星と土星の間にあった同彗星は、約1年8カ月かけて太陽の近くまで移動。9月末にはぐるりと太陽を回り込んで方向転換。今度は太陽系から遠ざかる旅となる。

 発見当初から「肉眼でも見られる大彗星になる」「日中でも見えるほど明るくなるかも」と、さまざまな予測が立てられたが、期待通りの明るさまでにはならなかった。

 それでも、12日には「夕方、肉眼で見えた」「スマホで撮影しても写った」という全国各地からの報告がSNSに投稿され、話題になった。

 網走では、12日は雲の中で見ることはできなかったが、13日は日没から約1時間後、西の地平線近くにうっすらと尾が伸びた同彗星を肉眼でも確認できた。

 同彗星はこの後、日を追うごとに高度が高くなっていき、同時に暗くなっていく。

 17日は満月で、しかも今年一番大きく見える「スーパームーン」。淡い光の彗星を見る妨げになってしまうことから、肉眼で確認するのはまず無理。双眼鏡など観測機材が必要になると思われる。

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