最優秀作品に選ばれた磯貝さん（前列左から２人目）と優秀賞の３人。後列左から福岡税務署長、武岡部会長、鈴木眞一校長。

【新ひだか】小学４～６年生を対象に浦河地方法人会女性部（武岡雅子部会長、部員32人）が募集した「税に関する絵はがきコンクール」で、最優秀賞（女性部会長賞）に選ばれた三石小の磯貝風音（かのん）さん（６年）らに11日、同校で武岡部会長から賞状と記念品が贈られた。

　小学生に絵はがきを通して「税の大切さ」「税の果たす役割」を知ってもらうコンクールで、えりも、様似、浦河、新ひだかの４町８校から１６７点の応募があり、このほど入賞作品が選ばれた。同校からは最優秀賞の磯貝さんのほか、優秀賞（女性部会賞）に岡本燦李（さんり）さん、下屋敷空也（くうや）さん（以上５年）、前川愛佳（あいか）さん（６年）が選ばれた。

　磯貝さんの絵はがきは「税はみんなのくらしを守っている」のメッセージに、地球を中心におき、税金が使われている道路や病院、学校、信号機などを描いた絵で税の大切さを表現した。

　最優秀賞に選ばれた磯貝さんは「知らせにびっくり。最優秀賞がとれて、とてもうれしい」と笑顔で話した。

　福岡伸司浦河税務署長は「三石小から43点の応募があった。税金に興味をもって、絵はがきを描いていた。総合町民センターで作品展示をしており、家族で見に行ってほしい」と話した。