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函館新聞

デザインの基礎を身に付けて 協議会が「学校」開講【函館】

デザインについてや開講について話す佐賀会長

 函館デザイン協議会(佐賀吉憲会長)は4月26日、函館市地域交流まちづくりセンターで「デザインの学校」を開講した。初日は佐賀会長が授業内容やデザインについて話し、参加者が受講中に着用する名札づくりを行った。

 現在ではアプリケーションやインターネット上にあるテンプレートを利用すれば容易にイラストが生成できるが「簡単にできることをデザインだと思っているが、本当の基礎を身に付けたいと願う人は多い、学びの場を提供したかった」と佐賀会長。授業ではパソコンなどを使用せず、グラフィックデザインの基礎・応用力、創造性を養う。「手を動かす作業は重要」と説く。

 受講者はデザインに関する仕事をしたい、自分の表現力を広げたいなどの動機で定員の15人が集まった。始めに受講者が自己紹介し、佐賀会長が「いいものを作るには簡単にできる方法はない。デザインとは考えを形にする表現」などと話し、表現の要素として色と構成のメリハリをつけることが大切として、世界的デザイナーの作品を紹介した。

 続いてデザインでの「ラフ」(大まかに描く)を体験してもらおうと、授業中に着用する名札づくりに取り組んだ。名前の字体を工夫したり、動物などを書き添えたりして思い思いに仕上げ、全員で作品を見て回った。佐賀会長は「書くと難しいが、相手に何かを視覚的に伝えることが大切」と話した。

 来年の2月ごろまで毎月第2・4金曜に同センターで行う。

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