期間中の無事故無災害を誓う 日高東部道路維持事業協同組合 除雪業務安全大会【様似】
【様似】日高東部道路維持事業協同組合(鵜木健代表理事)は20日、様似町中央公民館で令和6年度除雪業務安全大会を開催した。本格的な除雪シーズンを前に、作業従事者ら約30人が作業期間中の無事故・無災害への気持ちを新たにした。
室蘭建設管理部浦河出張所管内の道道の維持・除雪を担う4社(鵜木組、廣信建設興業、富岡建設、ホロトラ建設興業)で構成する日高東部道路維持事業協同組合が、毎年、除雪シーズンが始まるこの時期に「怠るな安全確認!無事故で達成除雪業務」、「事故はムリから油断から。怠るな安全確認!」をスローガンに、毎年実施している。
冒頭、大会長の鵜木代表理事は「1年を通じて道路維持に努めている皆さんに敬意を表する。従事者の年齢層が高くなっている。作業車両に乗り込むときに足を滑らせたり、踏み外したりなどの災害も懸念される。冬型の事故に特に注意が必要。安全に対する思いを一つにして、ともに無事故で来春を迎えられることを願っている」とあいさつ。
来賓の室蘭建設管理部浦河出張所の横野元康所長は「除雪業務を担っている方々には、刻々と変化する道路状況に常に神経を張り巡らせ、昼夜を問わずの出動には感謝しかない。これから本格的な降雪期を迎える。安全マニュアルの確認のもと業務を行ってほしい」と呼び掛けた。
安全講話では、浦河警察署の伊藤健太朗地域交通課長が「浦河警察署管内における交通情勢」と題して道内、管内の交通事故発生状況などを実際に発生した悲惨な交通事故現場の写真などを交えて説明。浦河労働基準監督署の阿部香矢署長が事故の防止を訴え、室蘭建設管理部浦河出張所の谷口喜章道路維持主査が道内の気象状況などについて説明した。
最後に、富岡建設の小笠原翔吾さんが参加者を代表して大会宣言を読み上げ、全員で無事故、無災害を誓った。
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