【根室】市内花園町の「三吉神社」（杉山忠夫奉賛会長）の例大祭が９、１０日の両日、同神社境内で執り行われる。コロナ禍により４年ぶりの開催となる境内では、恒例の炭火焼きさんまや富くじも復活。そして今年６月、３年半ぶりに復活した新根室プロレスも``聖地､､に帰ってくる。

　同神社は市民から「さんきっつぁん」や「さんきちさん」と呼ばれ親しまれている祭り。実行委員会が花園町会の協力を受けて開催している。特賞の新巻鮭が当たる富くじ（９日午後６時３０分～、１０日午後６時～）や先着２００人限定ながら人気の炭火焼きサンマ無料提供（同）や１０日の歌謡ショー（午後７時）、餅まき大会（同７時４５分）などを予定している。

　宵宮祭（９日）の呼び物は４年前に聖地三吉さんの興行で解散を宣言、代表の死を乗り越え、今年６月に復活した新根室プロレスが三吉さんの境内に帰ってくる。オッサンタイガーこと宮本賢司本部長は練習中にアキレス腱を断裂、復帰を飾れなくなったが、アンドレザ・ジャイアントパンダはじめ往年のメンバーが顔をそろえる。場内には露店も並ぶ。周辺は駐車場が少ないため、実行委ではマナーを守って来場を│と呼び掛けている。

三吉神社での復活を告知する新根室プロレスのポスター