農園内で撮影を楽しむ来場者

　【北斗】白石農園（市追分）は８日、トマトの撮影会「フォトマトパーティー」を同農園で開いた。函館山を望む同農園で、１１人が“映える“トマト撮影に趣向を凝らした。

　市が事業者、観光協会と取り組む体験観光のモニターツアー。来園者は、農園５代目の白石敏明さん（３１）の案内で、ハウスでミニトマトを収穫した後、トラクターなどに囲まれた農園内で撮影に臨んだ。グラスやバスケット、バジルなどの小物は白石さんが用意した。

　市久根別５の桜谷茜さん（２３）は、トマトにモッツァレラチーズをあしらった「二色だんご」と題する作品を撮影し「かわいく撮れた」と満足げ。

　ベスト作品には、函館市の堀内雅斗さん（３７）の「ザ・ミニトマト」が選ばれ、白石さんが野菜詰め合わせを贈った。白石さんは「２０代～３０代の若い世代向けのアプローチを模索している。今回の来園者の声を踏まえ、次の展開を考えたい」としている。

　来園者の作品は、白石農園インスタグラム（ｓｈｉｒａｉｓｈｉｆａｒｍ．ｊｐ）に掲載する。