「マルミ商店」オープン、テークアウトと物販専門、マルトマ食堂の姉妹店
新たなテークアウトと物販の専門店「マルミ商店」が20日、苫小牧市汐見町の「とまこまい海の駅ほっき館」横にオープンした。観光客に人気のマルトマ食堂(同町)の三浦未(いまだ)店長が今月立ち上げた「Surf clam」が運営。三浦代表は「マルトマ食堂は親が土台を作ってくれた。今度は自分の力で一から頑張る」と意気込む。
日替わりの「マルミ丼」(税込み1600円)やネギトロ丼(同850円)といった丼物から、ホッキめし(同1050円)、ホッキカレー(同1300円)など苫小牧の特産品・ホッキ貝をぜいたくに使用した商品まで多彩。冷凍の毛ガニやイクラも扱っており、三浦代表は「安く提供できる穴場にしたい」と語る。ホッキのサンドイッチも試作中といい、「地元の人にも、もっとホッキを味わってもらえたら」と期待。「常に飽きのこない商品を提供し、港を活性化させたい」と話す。
この日は開店前から長蛇の列ができ、先頭に並んでいた北広島市の岩村芳夫さん(66)は「開店の40分以上前から並んだ。マルミ丼やホッキめしが楽しみ」と笑顔。苫小牧市拓勇東町の主婦佐藤恭子さん(40)はもともとマルトマ食堂のファンだといい、「これまではテークアウトできなかったため、自宅で食べられるのがいい」と述べた。
午前10時から午後2時まで。日曜祝日定休。問い合わせは同店 電話0144(82)7573。
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