スノードロップスの子どもたちとダンスレッスンするＢ☆Ｂ

　浦河町の特別アドバイザーでプロ野球北海道日本ハムファイターズのマスコット「Ｂ☆Ｂ（ビービー）」が９～11の３日間、今年最後の訪問を終えた。

　９日は午前９時45分からファイターズガールの吉田桃子さんも同行して、潮見町40の雛菊保育園、荻伏の荻伏保育所を訪問し、体操やストラックアウトの野球体験などで交流した。

　午後４時過ぎには東町ちのみ１の浦河赤十字看護専門学校を訪問。副学校長の向井早霧さんへ同専門学校の概要や学年ごとの授業内容、大学と専門学校の違いなど細かく取材したあと、２年生５人と交流した。

　２年生との交流では、実習さながらに血圧測定や車いす乗車体験、人形を使って心臓マッサージ、人工呼吸方法を学んだ。学生との交流は和気あいあいと進み、時間はあっという間に過ぎた。最後にＢ☆Ｂは学生たちへ「患者さんへの優しい心を忘れないでね！」「みんなが素晴らしい看護師になる日を楽しみにしています！」とメッセージを送った。

　10日は午前９時40分から旭町の浦河フレンドようちえんと東町かしわ３の東町保育所、図書館を訪問し、最後は大通３の蕎麦店「そばの味よし」を訪問してこの日を終えた。

　11日は浦河町西舎の障がい者支援施設「浦河わらしべ園」で開かれたクリスマス会に参加。入所者たちと交流したあと、築地１の町生涯学習センターでダンスサークル「スノードロップス」に加わり、約20人の子どもたちや先生と一緒にダンスレッスン。

　Ｂ☆Ｂはこの日初めて習った振り付けを涼しい顔で習得し、キレのある動きを見せて教室生たちはびっくり。合間の休憩では子どもたちや保護者たちとふれあった。

　Ｂ☆Ｂの今年の来町は27回、滞在延べ日数は37日間で、来年３月に任期を終える。

浦河赤十字看護専門学校で学生から血圧測定を受けるＢ☆Ｂ