生徒たちが浦河町をPR【浦河】
浦河町立荻伏中(鈴木眞一校長)の3年生14人が、総合的な学習の時間「プロジェクトU~浦河町の活性化に繋げよう~」の取り組みの中で、町をPRするCМ動画とオリジナルチラシを作製。町公式ユーチューブや、6日から2泊3日で実施した修学旅行先でチラシを配布して町をPRした。
「プロジェクトU」は、昨年度から総合的な学習の時間の一環で、今年度のテーマは「繋」。これまでの学びを活用し、町の良さをさまざまな方法で伝えるため、4班にわかれてそれぞれテーマを設定し、町をPRするCМ動画とオリジナルチラシを作製。町内はもとより、6日からの東北地方への修学旅行先で生徒自ら手配りした。
写真や動画素材は町、町探鳥クラブが提供し、BGМは担任の小川圭太教諭が担当した。制作したCМ動画は9月から町公式ユーチューブと町総合文化会館ロビーで配信されている。
テーマは1班が「浦河の自然・四季」、2班は「浦河の動物」、3班は「浦河の食べ物」、4班は「浦河の文化・観光」。
1班リーダーの菊池華代さん(15)は、「町の四季折々をたくさんの人に知ってもらいたい。秋の紅葉など季節によって色が変わる様を見てほしい。出来栄えには満足で、浦河を知らない人にも伝わるものができたと思う」。2班同の佐藤竜郎君(14)は「浦河にはサラブレッド、ワシなど特別な動物がいるからこのテーマにした。どうやったら魅力を伝えられるのか考えて一番良いものができた」。3班同の沢ここみさん(同)は「浦河にはおいしいものがたくさんあることをPRしたかった。iPadを駆使して良いものができた」。4班同の村下巧君(15)は「港まつりや馬フェスタなど町のイベントをメインにPRした。いろいろなチラシを参考にしながらチラシのレイアウトを考え、ぱっと見て目を引くものにしたかった」と語り全員が満足気。
プロジェクトU担当の高橋舞香教諭(23)は「学校でiPadを導入して初めて工夫しながら自分たちで作り上げ、どんどんクオリティが上がっていったことにびっくりしている。取り組んで良かった」と生徒たちの頑張りをたたえていた。
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