相互理解深める 富川高校で高校生と語る集い【日高】
【日高】北海道高等学校PTA 連合会主催の「高校生と語るつどい」が9日、富川高校(尾崎慎一校長)で開かれ、日高支部加盟校(平取、日高、富川)の生徒と保護者、教員ら計27人が参加してグループ討議で相互理解を深めた。
高校生と大人(PTA)が意見交換を通して相互理解を深めることや、地域社会の中で高校生が意欲的に活動することにより健全育成の一助とする目的。
司会の馬場航平さん(札幌市在住、NEONE代表)がオリエンテーションを行い、「親/大人と高校生が描く未来のキャリア観」~世代間の視点と価値観の交差点で考える職業の在り方~をテーマに、少人数のグループに分かれてワールドカフェ方式で意見を交わした。
6グループを設け、各ラウンド(15~20分程度)で個人ワークの後、グループでそのテーマについて話し合い、付箋に書き模造紙に貼った。
まず「5~10年後(将来)の自分」未来の仕事やキャリアについてどんなイメージを持っているか自分の意見を出した。
グループワークでは、「自分の周りにあるサポート、こんなのがあったらいいな、こんなのがあれば実現できそう」、「5~10年後どんな自分になっていたら、幸せにワクワク過ごせそうか。仕事に限らずどんな人生だったら幸せに過ごせるか」など話し合った。ラウンドごとに入れ替わり、他校の生徒や大人の考えを知り、意見を共有した。
司会の馬場さんは「今まで考えていなかった将来の自分を少し前向きに考え、将来に向けて今日から取り組む一歩としてほしい。楽しみながら生きていくために将来像を見つける必要がある。誰かが作ってくれるのではなく、自分たち若者でキャリアを作っていくことが大切。1人で頑張ることもできるが、100人が頑張れば、より大きな力になる。みんなで手を取り合って賛同者を作って進めることが大切」とまとめた。
富川高校2年の丹野湊妃生徒会長は「普段交流することのない世代とも交流を持つことができとても楽しかった。世代が違っていても、考えていることが同じだったり違っていたり、考えながら生活していることを知ることができた。また、他の高校と交流することで考えや活動を知れた。今日は自分の将来を考える良い機会になった」と話した。
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