交通死亡事故ゼロ５００日を達成し、感謝状を受け取る青山市長（右）

　道や室蘭警察署は１５日、室蘭市が１０月３０日に交通死亡事故ゼロ５００日を達成したのを受けて、市に感謝状を贈った。贈呈式が市役所で行われ、市や関係団体の功労をたたえた。

　式には青山剛市長と室蘭交通安全協会の江良貴志副会長らが出席。胆振総合振興局の木内武雄保健福祉部くらし・子育て担当部長が青山市長に「北海道知事感謝状」と「北海道交通安全推進委員会表彰状」、室蘭警察署の平畑勉署長が青山市長と江良副会長に「室蘭警察署長感謝状」をそれぞれ手渡した。

　市交通安全推進協議会会長を務める青山市長は「市民の交通安全意識の高まりが５００日につながった」と感謝し「今後もゼロが続くよう、引き続き交通安全活動に取り組んでいく」と気を引き締めた。

　室蘭警察署などによると、室蘭市内の交通死亡事故は、２３年６月１８日に陣屋町で発生して以降、ゼロが続いている。贈呈式が行われたこの日は５１６日目で、歴代２位の記録となっている。これまでの最長記録は１８年１１月１４日～２０年９月１５日の６７２日。