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室蘭民報

波瀾万丈、自叙伝が完成 中井英策商店・及川代表取締役「前に進む勇気感じて」【伊達】

「なせど成らぬことばかり、されど楽しわが人生」を手に笑顔を見せる及川社長

 伊達の名産「キンキのいずし」を製造する中井英策商店(市内南稀府町)の及川昌弘代表取締役が制作を進めていた、自身の波瀾万丈の半生を振り返った自叙伝「なせど成らぬことばかり、されど楽しわが人生」が完成した。幾度となく立ちはだかる壁、心強い仲間たち、人生の師の名言などを紹介している。

 及川社長は釧路市出身。札幌市内の大学を卒業後、同市内の食品流通業界専門紙に入社。その後独立して出版社を立ち上げるが廃刊。何度も人生の岐路に立ちながら、2011年1月、妻の実家の同商店を営む。経験と豊富なアイデアで独創的な新製品を出し注目を浴びてきた。

 本を出すきっかけは今から7年ほど前。就職特集の取材を受けたときに記者から言われた「波瀾万丈な人生を送られて来たんですね…」の一言だったという。記録に残したい、という思いもあり一つ一つ自身の半生を思い起こし紡いだ。

 自叙伝は291ページ。学生時代から憧れのマスコミの世界に入り、独立開業。無残に散った夢、そして稼業継承の第二の人生などを順序だてで掲載。その中には、悩み多き経営者や組織のリーダーに贈る、魂のメッセージが込められている。

 及川社長は「まずは多くの人に知ってもらい、私のことや会社、商品を知ってもらうきっかけになってほしい。そして前に向かって進む勇気を感じてほしい」と笑顔でPRしている。

 今回3千冊を製作。定価は税別1300円。伊達市元町の洞口書店で販売している。問い合わせは同商店、電話0142・24・2934へ。

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