北海道ニュースリンクは北海道の参加新聞社がニュース・イベントを配信するサイトです

釧路新聞

新たな歴史築いていく 海星学校で開校式典【根室】

 【根室】市内2校目の義務教育学校として、今年4月に開校した市立海星学校の開校式典が11日、同校体育館で行われた。校区には漁業、酪農に携わる関係者が多いことから繁忙期を避けて実施され、約140年の歴史を紡いでいる児童生徒らが、新たな学校の歴史を築いていく決意を示した。

 同地区には、1885(明治18)年創立の幌茂尻小学校、翌年の和田小学校、1947(昭和22)年の和田中学校の3校があったが、2006年に2小学校と中学校を統合し、海星小中学校に。今年4月には小中9年間を一貫して行う義務教育学校としてスタートした。

 式典には児童生徒、保護者、地域住民ら約100人が出席。式辞では石垣雅敏市長が「地域コミュニティーの核として、地域とともに次代を担う子供たちの未来を育んでいただくとともに本市の小中一貫教育をリードする学校として、日々の教育活動を深めていただきたい」とあいさつ。

 原健一校長が「社会が一層大きく変化している中、本校の大きな可能性、よさを十分に生かした新しい形を追い求めていきます」と述べた。続いて、石垣市長から9年生の川上柚奈さん(15)が校旗を受け取り「海星学校の新しい歴史を築いていきます」と決意を述べた。

 児童生徒の誓いの言葉では、児童会長の上野愛心さん(12)=6年生=が「海星学校での9年間を先輩の歩みを道しるべに学び続けて新しい学校をみんなでつくっていきます」、生徒会長の菊地琉凪さん(14)=8年生=は「新たな歴史の一ページ目に校章にある星のような美しい輝きを加え、明るい未来に向けて共に歩み続けていきましょう」と述べた。

校旗を受け取り決意を述べる川上さん

関連記事

苫小牧民報

賢治の世界アートに 30日まで作品展 苫小牧

宮沢賢治の来苫から100年を記念した企画展「宮沢賢治の世界をアートする2024展」が30日まで、苫小牧市表町のファッションメールプラザギャラリーで開かれている。道内外のアーティスト19人が30点を...

苫小牧民報

販売・配布数が過去最多  苫小牧市の とまチョップ水23年度実績

苫小牧市のペットボトル入り水道水「とまチョップ水」(500ミリリットル、100円)は2023年度、販売数と配布数が過去最多の9万9148本となった。昨年5月の新型コロナウイルス5類移行で人流が回復...

十勝毎日新聞

クロユリかれんに 北海道ホテル【帯広】

 帯広市内の北海道ホテル(西7南19)の中庭で、市花のクロユリが咲き始めた。釣り鐘形をした黒紫色の花が観光客らの目を楽しませている。  2007年にトドマツの根元にクロユリの球根を植え、現在...

十勝毎日新聞

北電NW城之内さん文科相表彰 工具開発し電線復旧効率化【帯広】

 北海道電力ネットワーク道東統括支店(帯広)の城之内孝広さん(60)=テクニカルマスター=が、科学技術分野の文部科学大臣表彰(創意工夫功労者賞)を受賞した。電線の復旧作業短縮のため、効率的に電線を...

十勝毎日新聞

松下リンゴ園 豆とコラボ「ようかん」発売【芽室】

 芽室町内の松下リンゴ園(松下忠雄代表)は、4月末から同園のリンゴを練り込んだ「十勝りんごようかん」の販売をしている。松下代表(76)は「十勝にもリンゴがあるということを新商品で認識してもらえたら...

CATEGORY記事カテゴリー

MEDIA参加新聞社

ARCHIVE月別記事リスト

RANKINGアクセスランキング

  • 週間アクセス
  • 月間アクセス