子供たちにクジラ肉のおいしさをを知ってもらおうと釧路産のクジラ肉を使ったふるさと給食として１１日、釧路市内の小学校で「くじらスープカレー」が登場。子供たちを喜ばせた。

　クジラ料理の献立は２００４年からスタートしている恒例の給食メニューで、釧路市立興津小学校（川上正美校長）の１年１組では１６人の児童がスープカレー仕立てにしたクジラ肉を大きな口を開けて食べ尽くした。子供たちの感想は「おいしい」「いつものお肉とはちょっと違うけど、軟らかくておいしい」と評判は上々だった。

　今後のクジラ料理の給食は、１３日に中学校で「くじらちゃんこ汁」、２０日に阿寒地区の小中学校で「くじら団子汁」、音別地区の小中学校で「くじらキムチ風ちゃんこ汁」がそれぞれ振る舞われる。

クジラ肉を使ったスープカレーを味わう子供たち