不登校の悩み相談を 30周年の「はるにれの会」【帯広】
不登校・登校拒否と向き合う親の会「はるにれの会」(清水マチ子、川尻博恵共同代表)の「不登校個別相談会」が7月2日午前10時から、帯広市内のとかちプラザ・大集会室で開かれる。会員が自身の経験も踏まえて、不登校で悩む親の相談を受ける。
同会は1993年に発足して今年で30周年。同じ経験をした親だからこそ分かることもあると、2004年から相談会を開催している。年々相談者の数は増えて、昨年は20組が訪れた。
川尻代表によると、相談会を始めた当初は「どうすれば学校に行ってくれるか」という声が多かったが、近年は現状を受け入れて「これからどのように向き合えばよいのか」という相談が多い。また、コロナ禍での一斉休校明けに「友達と何を話せばよいのか分からない」と、学校に行けなくなった子どももいるという。
川尻代表は「互いに話して分かり合えることや見えてくるものがあれば。親が楽な気持ちになれば子への接し方も変わってくる」と話す。
参加無料で午後4時まで。当日参加も可能だが、予約者を優先して相談時間を案内する。
問い合わせや申し込みは電話(日中は清水代表0155・38・2427、夜間・日曜は川尻代表0155・22・0234)か、Eメール(harunirenokai@yahoo.co.jp)で。
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