「落ちないホタテ」で応援、合格祈願お守り 受験生らに噴火湾とようら観光協会が贈る【豊浦】
豊浦町の噴火湾とようら観光協会(金丸孝理事長)は、今年も荒波にもまれても落ちることなく水揚げされるホタテの貝殻で作ったお守り「落ちないホタテ」を制作。23日には神社で合格祈願し、高校受験を控える豊浦中学校(横田慎也校長)の3年生24人に贈った。
噴火湾でのホタテ養殖発祥の地である同町。耳づり養殖は、沖に設置する1本のロープにピンで刺した稚貝をつけ育てる。どんな荒波にも落ちずに成長し出荷されることから、2019年から毎年、験を担いでお守りを贈っている。
お守りは5センチほどの貝殻を使用。同協会職員が年明けから丹精し作り上げた。貝には「合格」の文字が刺しゅうされ、実際に養殖に使ったロープやピンなどを組み合わせた。この日は観光協会職員や教員計6人が豊浦神社で「合格祈願守り入魂式」の神事を行った。
同協会の田中博子事務局次長が「一生懸命思いを込めて作りました。体調管理をしっかりして頑張ってください」と生徒24人分と教職員6人分の計30個を3年生担任の木下友博教諭に託した。
木下教諭は「このお守りを心待ちにしている生徒もいる。地域の方々が応援してくれているということを伝えます。緊張感を持ちながら頑張ります」と感謝。この日のホームルームで配布した。
関連記事
患者情報を多職種で共有 医師会がネットワーク 300施設参加【十勝】
十勝医師会(大庭滋理会長)は、管内の医療機関や介護施設が共通のICT(情報通信技術)ツールを使い患者情報を共有する「十勝医療介護情報共有ネットワーク」(愛称・とかち月あかりネットワーク)の取り組...
ダムでシイタケ栽培を 管理者の官民4機関連携【新得】
新得町内のダムを管理する帯広開発建設部などは、ダム関連施設を活用し、町の特産である原木シイタケを栽培する「きのこプロジェクト」を計画している。町内のダムの管理者である帯開建、帯広建設管理部、北...
町産小麦ビール念願の醸造免許 RIKKA【浦幌】
不耕起有機栽培の浦幌産大麦でクラフトビールの醸造を目指す合同会社「RIKKA」(札幌市、鈴木將之代表)は23日、発泡酒製造免許を取得した。3月中に浦幌町内の工場で、町産大麦を一部使った最初の仕込...
大林組、東亜建設工業「柏鶴」/清水建設「BLUE WIND」、SEP船“共..
ゼネコン大手・清水建設(東京)の自己昇降式作業台船(SEP船)「BLUE WIND」が23日、母港とする室蘭港崎守ふ頭に帰港した。崎守ふ頭では大林組と東亜建設工業(ともに東京)のSEP船「柏鶴...
法務大臣表彰優秀賞 本紙掲載、登別市の人権啓発広告【登別】
児童虐待、自分事と捉えて 登別市が2023年11月1日付の室蘭民報朝刊に掲載した新聞広告「11月は『秋のこどもまんなか月間』です~あなたしか きづいてないかも そのサイン~」が、法務省の24年...
CATEGORY記事カテゴリー
MEDIA参加新聞社
ARCHIVE月別記事リスト
RANKINGアクセスランキング
- 週間アクセス
- 月間アクセス
-
1
毛綱建築の旧ふくしま医院、宿泊施設に 来月から予約開始【釧路市】
2あれ?室蘭港内で…スケソウ好調 高い海面水温、岸壁に姿現す【室蘭】
3医療系廃棄物収集にEVトラック導入 西武建設運輸、脱炭素化へ【函館】
4函館タータンのウールマフラー発売 公式グッズ第1弾 地元企業が商品化【函館】
521日から GLAY公演に合わせ1日乗車券発売【函館】
-
1
岡田有未さん、高橋初奈さん ミスシンザンに選出 「浦河の良さを伝えたい」【浦河】
2宮沢賢治の研究成果まとめる 「銀河鉄道の夜」再検証 土井さん冊子作成 むかわ
3毛綱建築の旧ふくしま医院、宿泊施設に 来月から予約開始【釧路市】
4無印良品、初進出 モルエ中島、来秋オープン予定【室蘭】
5二十歳、未来へ決意 函館市など道南2市5町で式典【函館】