新冠中吹奏楽部と札幌白石高吹奏楽部の合同演奏、指揮は上井大知新冠中顧問

【新冠】新冠中吹奏楽部と札幌白石高吹奏楽部の合同演奏会「ニューイヤーコンサート２０２５」が９日夜、レ・コード館町民ホールで開かれ、両校による合同演奏などで約１４０人の来場者に合宿の成果を披露した。

　札幌白石高吹奏楽部は１９７７年（昭和52年）創部。これまで吹奏楽コンクール全国大会、全国高校選抜大会、高文連全国大会、管楽合奏コンテスト全国大会出場などの実績がある。昨年８月に岐阜県で開催された高文連全国大会に北海道代表として出場し、吹奏楽部門の会長賞を受賞。11月には、神奈川県横浜市で行われた全日本高等学校吹奏楽大会では連盟会長賞を受賞した。このほか、エスコンフィールドでの演奏や各種行事など積極的な演奏活動を展開している。

　２００５年（平成17年）から新冠町立日高判官館青年の家で冬合宿を行っており、町民との音楽交流として練習の成果を披露する新冠中吹奏楽部との合同コンサートは今年で通算18回目となる。

　コンサートは２部構成で、１部は札幌白石高１、２年生68人による単独ステージで「ディズニーランド・セレブレーション」など５曲、新冠中吹奏楽部アンサンブルステージで「テルプシコーレ舞曲集」（管打八重奏）など２曲を演奏した。

　２部は新冠中１、２年生16人も加わって総勢84人が「風を織る」～吹奏楽のためのセレナード～、「３６６日」など３曲を演奏し、来場者から大きな拍手が送られた。アンコールは、「宝島」で締めくくった。