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室蘭民報

道南バス100周年、記念事業次々展開へ 第1弾は2月10日「札幌日帰りツアー」【室蘭】

大正→令和、住民生活支える

現在の中央町にあった道南バス本社

 道南バス(本社室蘭市東町、長谷川義郎代表取締役社長)が今年、創立100周年を迎える。大正から昭和、平成、令和の4時代を通して、地域の公共交通として住民の生活を支えてきた。節目を飾る記念事業として、2月にバスツアーの第1弾を実施。以降も複数の事業を計画している。

 同社は1925年7月3日、千歳町(現在の中央町)に室蘭自動車合資会社として誕生。後に室蘭商工会議所会頭となる徳中祐満氏が初代社長を務め、8月15日にはバス3台・従業員20人で室蘭駅-輪西駅の8・1キロメートルの営業を開始した。

 その後改組や企業統合などを経て、戦後の52年、経済復興による自動車交通の重要性の高まりに応じて現在の社名に変更。2000年の有珠山噴火の際には住民輸送に尽力。12年には苫小牧市営バスの路線が完全移譲された。

 記念事業の第1弾として、2月10日に日帰りバスツアーを開催する。見学やイベント参加が一般的なツアーとして多い中で、今回は道立消費生活センターの訪問からスタート。悪質商法や振り込め詐欺の対策講座を通して学びの機会を提供する。午後からは中央卸売市場の場外市場で海鮮丼を味わう。白い恋人パークやさっぽろ雪まつりの大通会場を巡った後、帰路に着く。

 旅行代金はバス代や昼食代、保険料、施設料含めて8千円。ガイドが同行する。同社は「企画ツアーの開催を希望する声が多く寄せられており、すでに20人ほどの申し込みがある」と話す。

 今年は日帰り企画ツアーを10回ほど開催する予定で、各営業所周辺にある見学スポットなどを回るプランなどを検討している。ツアー以外にも記念事業を予定している。

 ツアーの問い合わせは同社室蘭貸切センター、電話0143・81・2100へ。

記念事業第1弾としてバスツアーを2月に開催する

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