漁業が復活する1年に 日高中央漁協で初競り【浦河】
浦河町浜町の日高中央漁協本所(浦川聡組合長)で6日、初競りが行われ、威勢の良い掛け声とともに漁業関係者の新たな1年がスタートした。
浦河港の鮮魚卸売市場で行われた初競りには漁協の職員や仲買人、関係者ら約80人が出席。
浦川組合長は「海水温の上昇による魚種変化や漁業者の高齢化、職員の就業者不足など漁業を取り巻く環境は厳しい状況が続いている。今年の干支はヘビ。脱皮を繰り返し成長するヘビの生命力の強さは“再生”“復活”の象徴であり、まさに漁業界においても、さまざまな魚たちが再生し漁業が復活する良き1年となるよう願っている」とあいさつ。
来賓の小林道議と池田拓浦河町長は「浦川組合長と赤潮被害で農林水産大臣に直訴してから4年が経ったが、ツブやタコなどの資源が回復しない厳しい状況が続いている。漁業は国民の食糧を生産する崇高な産業であり、町としてしっかりと支えていく」と激励した。
髙田淳専務理事の音頭で、出席者全員が今年1年の豊漁を願って3本締めを行い、日高沖で獲れたソイやホッケ、カレイなどが次々と競りにかけられ、会場には昨年の不漁を吹き飛ばす威勢のいい競り人の声が響いていた。
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