士幌町内の古田牧場(中音更西3線、古田全利代表)の生乳を使ったソフトクリームの販売が好調だ。5月下旬に同町内の道の駅ピア21しほろで商品化され、16日までに2万個に達した。同道の駅を運営する「at LOCAL(アット・ローカル)」(堀田悠希社長)は「大人から子どもまで、愛されるロングセラー商品になっている」と話している。
同道の駅を訪れる来店客から「町産の生乳を使ったソフトクリームを食べたい」という声を聞き、同社が町産の生乳を使った商品の構想を温めてきた。
同道の駅ではこれまで、古田代表(48)が手掛ける無添加のアイスクリームを販売していたことから、「風味豊かな牛乳を多くの人に味わってもらいたい」(古田代表)と提供場所を模索。両者の思いが合致したことからソフトクリームの販売が決まった。
古田牧場は、乳牛の飼育と管理、生乳を生産する家族経営の牧場で、飼養する105頭のうち52頭が搾乳牛。非遺伝子組み替えの餌を与え、管内で14軒の限られた牧場からよつ葉乳業に出荷される「生産者指定よつ葉牛乳」にも携わる。
ソフトクリームは1個480円。濃厚過ぎず、さっぱりした味わいが特徴。同社広報担当の布谷静香さんは「もう一度食べたくなるような絶妙な味わい」とPR。古田代表は「自分の思いが形となり、お客さんに喜んでもらえるのはうれしい」と笑顔を見せる。
ソフトクリームに関する問い合わせはat LOCAL(01564・5・5111)へ。
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