釧路和商市場は師走商戦最後の「歳（とし）の市」を２１日から２５日までの５日間のロングランで開催しており、年末年始の食品を目当てに訪れる買物客でにぎわっている。先週の「どんと市・駅西都ＳＡＬＥ」に引き続き特賞３万円の和商券などが当たる富くじ抽選会を繰り広げ、好評を博している。

　この中で、柿田英樹副理事長は「まずまずの人出」と喜びながら、一年を振り返り、「コロナ禍の中での習慣化や物価上昇などによって消費者の意識が変わっているが、和商は希少化している対面販売を大事にしながら前向きに積極的に営業し、お客さんに恩返ししたい」と決意を語っている。

　富くじ抽選会はお買い上げ２０００円ごとに抽選券１枚、２００円ごとに補助券１枚を進呈し、補助券は１０枚で１回の抽選ができる。賞品は特賞ほか１等賞１万円の和商券、２等賞各店のお買い物券、３等賞５００円の和商券、４等賞１００円の和商券をプレゼントしている。和商市場は年内３１日まで営業し、新年１月６日に初売り。

　一方で、隣のくしろたんちょう市場ぐるめ館も和商市場の「歳の市」に合わせて店内特売「笑って笑売（しょうばい）」を開催しており、買い得商品を用意している。ぐるめ館も年内３１日まで営業し、新年は１月５日から営業を始める。

「歳の市」でにぎわう和商市場