雪景色を眺めながら入浴を楽しめる「岩露天風呂」

　町赤井川の「リブマックスリゾート函館　グリーンピア大沼」（有山憲社長）の露天風呂がこのほど、改修工事を終え、従来の２・５倍の広さの「岩露天風呂」がお目見えした。今年３月にリブ・マックス（東京）傘下に入ってから続けてきた一連のリニューアル工事が一段落した。

　同リゾートはリブ・マックス１００％子会社化に伴い「グリーンピア大沼」からリブランド。４３９ヘクタールの広大な敷地に、グラウンドや屋外遊戯施設、スキー場、コテージなどを揃える。屋内には８２室の客室に加え、日帰り入浴可能の温泉や温水プール、レストランなどがある。

　今回のリニューアルでは、露天風呂に先駆け、温泉保養館「ほっとぴあ」に日帰り入浴客向けのラウンジを新設。カプセルホテル「ＭＡＸ　ＣＡＢＩＮ」（男性専用）４４床もオープンし、好評を集めている。カプセルホテルは料金が手頃とあって温泉と飲酒を楽しんだ後、宿泊する「プチ贅沢」を楽しむ地元客もいるという。このほか、８月にコテージ「ヴィラエリア」を全面改装し、９月にはドームテント型の「グランピング」施設もオープンした。

　今シーズンからは、スキー客らのニーズに応え、ヴィラエリアの冬季営業もスタートする。中村圭総支配人は「今年の（宿泊・日帰り）来客数は昨年から１５％増」とし「来年以降も設備改修を継続し、より充実したリゾートを楽しんでいただけるようにしたい」としている。

　同リゾートの日帰り入浴は、午前６～同９時（同８時までホテルフロントで受け付け）、同１１時～午後９時（同８時まで温泉保養館で受け付け）。料金は大人６００円、シニア・学割５５０円、子ども３００円。露天風呂のほか、大浴場やサウナ、ジャグジーなどがある。