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苫小牧民報

穂別博物館を満喫 ふるさと納税体験型返礼品 北大の小林教授が解説  むかわ

むかわ町は14日、初めてのふるさと納税体験型返礼品「小林快次教授と行く! 穂別博物館プレミアム親子ツアー」を実施した。東京都や大阪府、愛知県など道外から親子6組12人が参加。町内で発掘された大型恐竜カムイサウルス・ジャポニクス(通称むかわ竜)の全身復元骨格(レプリカ)を展示する穂別博物館を、発掘調査を指揮した北海道大学総合博物館副館長の小林教授が案内し、恐竜化石の魅力を存分に伝えた。

小林教授(右)の解説を聞きながら、カムイサウルスの化石を見詰める参加者

 ツアーでは、小林教授がカムイサウルスの全身復元骨格を展示する特別展示室や採集した化石をきれいにするクリーニング室、本物の化石を保管する収蔵庫を案内。頭部や肩甲骨の化石を見せると、参加者から歓声が上がった。

 また、参加者に化石を持ってもらう体験を実施。子どもが「化石の部位を見分けるこつは」と質問すると、小林教授は「骨の特徴を知り、突起や関節などのちょっとした変化を感じると、分かるようになってくる」と説いた。

 その後、町穂別町民センターに移動し、特別講義「カムイサウルスの発掘秘話」を実施。小林教授と共にカムイサウルスの発掘作業に携わった同館の桜井和彦館長と西村智弘学芸員が当時の思い出などを語った。

 大阪府池田市から参加した中学1年の森脇大喜さん(13)は「小学5年生から恐竜が好きで、今まで本物の化石に触れたことはほとんどなかった。カムイサウルスの化石を触ることができてよかった」と笑顔を見せた。

 小林教授は「化石に触った子どもたちの目がきらきらしていたので、こちらもうれしかった」と話した。

 ツアーは、町がむかわのPRやふるさと納税の寄付額増加を目指して企画。1組10万円の寄付者を対象に、小林教授の解説を聞いて昼食を取りながら懇談し、同博物館の展示資料をじっくり観覧できる内容とした。

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