２月に昭和新山国際大会　競技の魅力、再認識

白熱したゲームを展開する町民たち

　町民に壮瞥町発祥のスポーツ雪合戦を楽しんでもらう「町民ゆきがっせん大会」が１５日、壮瞥中学校であった。町民１１０人が参加し、子どもから大人まで真剣勝負を繰り広げていた。

　同大会実行委員会（木村大作委員長）が主催し今回で１３回目。毎年２月の昭和新山国際雪合戦では、多くの町民が大会の運営に当たることから、裏方に徹する町民に競技に触れてもらう機会として開催している。

　一般の部に１３チーム、ジュニアの部に６チームが出場。１チーム５人制で１セット２分の３セットマッチ。屋内のため、雪球の代わりにゴムボールを使用。そのほかは公式ルールにのっとって行われた。

　選手は試合開始のホイッスルが鳴り響くと、試合を優位に進めようと果敢にセンターのシェルターへダッシュ。剛速球や山なりのボールでシェルターに身をひそめる相手を狙っていた。

　プレーヤーとしても参加した木村実行委員長は「雪合戦は壮瞥町の宝。町民が楽しまないと多くの人に魅力は伝わらない。そのような意味でもこの大会はとても大切です」とヘルメットをとり汗をぬぐっていた。

　今季の国際大会は来年２月２２、２３の両日行われる。