クリスマスツリーに装飾品を飾り付ける職員たち

　市立室蘭総合病院（室蘭市山手町）の１階入り口ロビーにクリスマスツリーがお目見え。今年は例年より１週間ほど早い２日に設置され、患者や来院者に一足早いクリスマスムードを届けている。

　１５年以上続く取り組み。ツリーは高さ約３メートル。先端には直径５０センチの「シンボルスター」が輝きを放つ。ツリーを彩る赤、緑、青、だいだい色の発光ダイオード（ＬＥＤ）の電飾が来院者を癒やしている。

　作業は職員５人が当たった。ツリーの幹に枝を一本ずつ広げた後、電飾を取り付け点灯。院内ボランティアグループ「ｗｉｔｈ　Ｙｏｕ」がフェルトで作ったサンタクロースや、雪だるまなどのオーナメントを飾り、仕上げに雪をイメージして白綿を巻いた。

　きらびやかなツリーに、来院した市民らは足を止めて見入り、スマートフォンなどで撮影する姿も見られた。展示は２６日まで。