ストローで立体模型でくりに熱中する児童

【えりも】ゆめ科学ネット主催の「子ども科学工作教室ｉｎえりも」が17日、町民体育館で開かれ、町内外から親子連れら２６０人が参加した。

　実験や工作体験を通して子どもたちに科学に興味をもってもらう目的。日本物理学会北海道支部と町教育委員会が後援。ゆめ科学ネットの職員、町内小中高教諭、町郷土資料館学芸員、えりも高生徒有志ら35人が実験をサポートした。

　この日は、各60人を４つの時間に分けて開催。実験は、ペットボトルの中で竜巻を発生させ、ネジネジ構造と縦じまが何本見えるか考える「ペットボトルで竜巻の構造を見よう」。磁石を利用し、きれいなチョウの羽がバタバタはばたく理由を考える「バタリン蝶」など、参加者が25項目の中から好きなブースを回った。

　子どもたちは、変化する実験や工作に質問したり、指導を受けながら興味津々の様子。スクリーン映像の「お花の七変化」、「光るアンテナ」などにも興味を示していた。

　十勝管内大樹町から来場した河口峻太君（小６年）は「朝早くお母さんの運転で２人の弟と妹で来ました。メダカの学校など３つのブースを回って驚く実験ばかりでした」と科学実験に満足感を抱いていた。