年越し楽しみに 博物館友の会 そば打ち教室【浦河】
浦河町立郷土博物館友の会(荻野節子会長)の「そば打ち教室」が10日、東町かしわ3のふれあい会館で行われた。友の会の会員4人と親子連れら23人がそば打ちに挑戦した。
「手打ち」の年越しそばを作ってもらおうと、30年以上前から続いている友の会の恒例行事。長年、講師を務めていたそば打ち名人の松田芳宏さんが高齢のため引退し、一昨年から、そば打ち道具一式を松田さんから引き継いだ町企画課の武田颯太郎さんら町職員が指導にあたった。
そばは、子どもたちにも作りやすいようそば粉7と小麦粉3の割合とし、一人前100㌘の分量で作業開始。粉を混ぜ合わせ、水回し、加水をして粉を固め、しばらく練ってから、ひび割れが無いように円錐型に整えた。この後、打ち粉を振って、手平で押し伸ばし、めん棒を使って“丸出し”、“角だし”“本のし”を終え、そばを切るための“折りたたみ”を行ったあと、麺に切り分けた。
参加者は、難しい水回しや練りの作業などに奮闘しながら、和気あいあいとそば作り楽しみ、完成したそばは、それぞれパックに詰めて持ち帰った。
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