越冬ハクチョウ、仲良くすいすい 長流川【伊達】
伊達市内を流れる長流川で、今年もオオハクチョウが越冬している。水面や田畑でくつろぐ冬の使者が、観察に訪れる市民らを和ませている。
日本野鳥の会室蘭支部の篠原盛雄副支部長によると、今季のオオハクチョウは10月中旬に初観測された。平年並みという。田畑に接する長流川流域は雪が少なく、落穂やあぜ道の草など豊富な餌に恵まれており、西胆振で最大の越冬地という。数は日増しに増え、ピークの今月下旬には350羽ほどの飛来が見込まれている。
オオハクチョウは数羽で仲良く水面をすいすい。田で落穂をついばんでは、羽を広げて身づくろいしている。
篠原副支部長は「観察は生活を脅かさないよう、遠くから静かにしてほしい。今の時季は羽が灰色の幼鳥が家族で冬を過ごす姿も見られます」と話した。
関連記事
幸運の“巳” 「健千窯」置物制作ピーク【登別】
津村健二さん、千鶴子さん夫妻が主宰する窯元「健千窯」(登別市緑町)で、来年の干支「巳(み=へび)」にちなんだ置物の制作がピークを迎えている。注文者の思いを込めた“一点物”の白ヘビが次々と誕生して...
室蘭市職員、現状の手続き体験 「書かないワンストップ窓口」導入へ調査【室..
「何度も名前書き」「庁舎の移動大変」 「書かないワンストップ窓口」の導入を検討している室蘭市は、市職員が市民役となり、実際に窓口に足を運んで証明書の取得、転入の手続きなどを行う調査を行った。現...
日本文化体験 交流深める 札大の留学生 鵡川高を訪問
札幌大学の学生2人と留学生10人が12日、むかわ町の鵡川高校を訪れた。全校生徒134人と交流し、そば打ちや茶道体験を通じて日本文化に触れた。 同大の留学生などの訪問は、鵡川高、札大、むかわ...
運動を習慣に シニア層の活用を スポーツマップ完成 白老
白老町は、町民のスポーツの習慣化につながるよう町内の運動関連施設を地図に起こして案内した「白老スポーツ運動マップ」(A3判)を3000枚作成した。町内の公共施設をはじめ、スポーツ関連の企業や店など...
空き施設再生 町民集う 本町で活用イベント【幕別】
幕別町の本町地区で9日、空き施設を活用した食販売や写真展示などのイベントが3カ所で同時開催された。新たな催しやスポットを楽しもうと、一部では行列もできる人気ぶりで、まちなかがにぎわいを見せた。 ...
CATEGORY記事カテゴリー
MEDIA参加新聞社
ARCHIVE月別記事リスト
RANKINGアクセスランキング
- 週間アクセス
- 月間アクセス