「白い冬」など熱唱 新ひだか 細坪さん50周年コンサート【新ひだか】
【新ひだか】細坪基佳さん(71)のデビュー50周年コンサート「Thank You!Half Century 僕の50年という奇跡」(実行委主催)が10月31日、新ひだか町公民館で開かれ、大勢の来場者が細坪さんの甘く伸びやかな歌声に酔いしれた。
細坪さんは1952年(昭和27年)に空知管内沼田町で生まれ、92年(平成4年)のふきのとう解散後もソロで全国ツアーやアルバム制作のほかフォークイベントを企画するなどアーティストとの親交を深めている。74年(昭和49年)にフォークデュオ「ふきのとう」のメンバーとしてデビュー。「白い冬」など多くのヒット曲で知られる。
75年(昭和50年)以来49年ぶりとなった同町でのコンサートには、60歳代を中心に町内外から約400人が来場。
会場の大きな拍手に迎えられ登場した細坪さんは白い冬、春雷などアンコールを含めて15曲を熱唱。ギタリストの久保田邦夫さんとピアニストの妹尾武さんが演奏をサポートした。
コンサートを終えた細坪さんは「プロのイベンターが制作するコンサートとは違い、音楽好きが集まった手作りのコンサート。参加させていただきとても光栄。まるで70年代の熱いフォークブームに戻ったようだった」と振り返った。
企画した伊藤重廣委員長(66)ら8人の実行委員がポスターやチケットの製作・販売、協賛企業の募集などに奔走。当日はボランティアメンバーも揃いのTシャツを着てコンサートの運営にあたった。
オホーツク振興局管内から車で7時間かけて来たという60代の女性は「ふきのとうのレコードはほぼ全作持っており、今でも時々聴き返している。細坪さんの歌声を聴いて高校・大学のころの思い出がよみがえった。沼田町のコンサートにも行きます」と話していた。
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