道の駅おとふけの出店9飲食店でつくる「道の駅おとふけ飲食分科会」(リーダー・阿部利徳らぁめん藤代表)は11日、飲食部門とテークアウト部門のイチオシメニューを選定した。飲食部門は「ふわふわチーズととろとろ卵のドリア(ふわとろドリア)」、テークアウト部門は「音更あんバターどら焼き」で、12月10日からの試験販売を経て、オープン3年目を迎える来年1月10日から本格販売する。
12月10日から試験販売
地元感や価格で
同分科会では6月下旬から試食会を行うなど、イチオシメニューの選定作業を進めてきた。11日は、同道の駅長の小野信次音更町長ら、JAおとふけ、JA木野、十勝川温泉旅館協同組合などから関係者6人を審査員に招き、飲食部門3品、テークアウト部門4品の中から食べやすさ、見栄え、地元感、価格などを総合的に審査し、各部門1品を選んだ。
よつ葉バター使用
ふわとろドリア(1250円)は「洋食Petit joie(プチジョア)」(伊藤幸恵オーナー、伊藤礼蔵シェフ)が出品。町内によつ葉乳業の十勝主管工場があることから、よつ葉のバターを使ったバターライス、チーズ、地場産の半熟卵や野菜をふんだんに使って仕上げる。
地元小豆を甘く
あんバターどら焼き(1個250円)は「OFFICE GREEN TALE」(帯広、真鍋充代表)が同道の駅内で運営する「CHA-YA-GREEN(茶屋グリーン)」が出品。JAおとふけの小豆を甘く炊き上げ、よつ葉のバターと一緒にしっとりと焼き上げた。
同道の駅は「とかちのおいしい」を求める人たちが集う“食の聖地”として、2022年4月にオープン。初代イチオシメニューはプチジョアの「白いオムライス」で、現在も人気メニューとなっている。
新イチオシメニューを出品する伊藤シェフ(53)は「たくさんの人たちに食べてもらいたい」、真鍋代表(43)は「小豆の甘さと、バターの風味を感じてもらえれば」とそれぞれ期待している。
阿部リーダー(55)も「食べることの楽しさを提供し、食を通じて道の駅、十勝のPRにつながれば」と楽しみにしている。
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