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函館新聞

11月道南景況「緩やかに回復」据え置き 観光はコナン効果で好調【函館】

 日銀函館支店(中村慎也支店長)は、11月の道南金融経済概況を発表した。観光は劇場版アニメのコナン効果もあり好調に推移するものの、住宅投資が減少し、個人消費も一部に弱めの動きがみられるとして、「緩やかに回復している」とする全体判断を含め全項目で判断を据え置いた。

 重要項目をみると、個人消費は9月の小売店主要8社の売上高が前年同月比2・8%のプラスと、前月に続き好調。ヒアリング調査では10月以降について「休日数が前年より1日少ないことや、前年対比で気温が高いことを背景にあまり伸びない見込み」(中村支店長)とみる。

 設備投資は横ばい圏内で推移。ヒアリングでは「人手不足への対応として少人化投資に乗り出す」「顧客行動の変化に対応する」などの前向きな動きも見られた。「これ以上先延ばしにできないため更新投資に着手した」「業績悪化やコスト上昇を理由に投資を断念する」といった声も多く聞かれたという。

 観光は9月に入り、好調をけん引してきた家族連れの個人客から、次第に団体客の割合が増えているという変化がみられる。

 コナン効果を引き続き享受する形で観光面は好調を維持する見込み。一方で「流れがいつまでも続くわけではないため、観光地としての函館の実力をさらに高めていく必要がある」と指摘した。

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