開校10年、歌声高らか みなと小、児童や住民が節目祝う【室蘭】
室蘭市みなと小学校(村山修平校長、431人)の開校10周年記念式典が8日、港南町の同校で行われた。全校児童による合唱などで節目を祝った。
国歌、校歌の斉唱に続き、村山校長があいさつ。PTAや地域住民などへ感謝を述べ、子どもたちへ「人に優しく、豊かな心を持ってください。今後は統合も予定されていますが、10年間の伝統は永久に不滅です」と呼びかけた。
来賓を代表して青山剛市長があいさつ。歴代校長、PTA会長に感謝状が贈られた。
児童による発表では、開校までの歩みや10周年を記念して作られたスクールキャラクター「ときらん」「えとらん」「さくらん」「ぶよらん」が紹介された。児童会長の西山心菜さん(6年)らが「先輩の後を受け継ぎ、新たな歴史をつくります」と呼びかけ、全校児童で「心の中にきらめいて」を合唱した。
同校は2015年4月、蘭西地区の武揚、常盤、桜が丘、絵鞆の4校区が統合し、旧港南中跡に開校した。これまで754人の卒業生を輩出した。今年は10周年記念と位置付けた学習発表会や音楽鑑賞会などが行われた。
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