旧鹿牧場にエゾヤマザクラの苗木を植える様似小の児童

【様似】町立様似小（佐藤正寿校長）の１年生が10月31日、アポイ山麓自然公園内の旧鹿牧場にエゾヤマザクラの苗木を植えた。

　アポイ山麓を桜の名所にしようと、町、町教委、町経済同友会、さまに桜守の会、様似ロータリークラブなどでつくる「アポイ千本桜プロジェクト推進委員会」（工藤仁会長）が主催。子ども達の愛郷心を育むことを目的に、昨年から同校の１年生と一緒に児童と同数の桜の苗の植える運動を始めた。昨年植えられた26本の桜は順調に育っている。

　植樹には１年生18人と会員ら約10人が参加。児童たちは会員に手伝ってもらい「大きく育ってね」「きれいに咲いてね」と声を掛けながら約１・５㍍の桜の苗木18本を植えた。

　大坂斗愛くん（７）と江上咲羽（同）は「土を混ぜるのが楽しかった。花が咲いたら皆で見に来たい」と笑顔で話した。 同会によると今年植樹した桜は、２年後に花を咲かせるという。