阿部卓馬さんのライブで一緒に踊る子どもたち

【新ひだか】ＪＡしずない青年部（小久江正樹部長、会員25人）主催、町教委共催の「ハロウィン２０２４」が10月30日夜、町公民館で開かれ、大勢の親子連れが来場し仮装パーティーを楽しんだ。

　同青年部では子どもたちに農業を身近に感じてもらおうと、カボチャが多く使われるハロウィンにちなんだイベントを毎年10月に開催している。

　この日に向けて、青年部員たちは６月にハロウィン用のカボチャの種まきを行った。今年は猛暑が続いたが順調に育ち10月に大小１００個を収穫し、顔の形をしたジャコランタンなどに加工。会場内もハロウィンにちなんだ華やかな装飾を行いパーティー気分を演出した。

会場入口で記念撮影する子どもたち

　今年は親子連れや関係者も含め約８００人が参加し、魔女やゲームキャラクターなどかわいらしい仮装姿も多く見られた。

　仮装した青年部員が子どもたちに、あめとビンゴカードをプレゼント。お菓子やおもちゃが当たるクジやサイコロゲーム、バルーンアートの実演とバルーンのプレゼントもあった。集会室では、工作コーナーやハロウィンにちなんだ塗り絵や綿あめ、ミニトマトすくいなども人気。ステージイベントでは、町在住のシンガーソングライター・阿部卓馬さんが「世界に一つだけの花」や「太陽の瞳」を歌い、静内保育所の園児たちがステージで元気に踊り会場を楽しませた。

仮装をして記念撮影する子どもたち

　最後の各種景品が当たるビンゴ大会を楽しみながら、豚汁やカボチャ団子しるこ、静内産米「万馬券」のおにぎり、焼きそば、焼き鳥などに舌鼓を打ち、ハロウィンの夜を満喫した。

　小久江部長は「大勢の来場者でにぎわい、子どもたちの笑顔がたくさん見られてよかった。部員も減少傾向もあり、限られた人数で準備してきた。来年も継続していきたい」と話していた。