交通安全ウサギに託す、今年もお守り届く 15年目、宮城の夫婦から【室蘭】
2009年に登別市内での交通事故で息子を亡くした宮城県の佐々木義一さん(69)と弘子さん(69)夫妻から、交通安全を願う手作りのお守り50個が、室蘭交通安全協会(中田孔幸会長)に届いた。夫妻は15年間寄贈を続け、ちょうど30回目の今回は、赤い目が特徴的なうさぎのお守りを作った。夫妻は「赤い目が悲惨な事故から身を守る」と思いを込めたという。寄贈したお守りは累計1610個に上る。
佐々木さん夫妻の次男・拓樹さん=当時(22)=は、室蘭工業大学在学中の同年9月9日、ミニバイクを運転中、登別市内の国道交差点で右折待ちをしていた際、乗用車に追突されて亡くなった。以来、夫妻は春と秋の全国交通安全運動に合わせて年2回、同協会を通じて市民らに手作りのお守りを届けている。
同協会の前田聡子さんは「15年間、大変ながらも思いのこもったお守りを作っていただき感謝している。息子さんのような悲惨な事故が減ることを願う」と話した。
お守りは室蘭市輪西町のわにホール市民会館で開かれた「交通安全市民の集い」で配布された。
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