彗星観察に訪れた市民とスーパームーン（帯広の森の「もりの山」）

　今年最も大きく見える満月「スーパームーン」が１７日夜、帯広市内でも見られた。帯広の森の「もりの山」では、丘の上に２０人ほどが集まり、一眼レフやスマートフォンを手に撮影に挑戦していた。

　スーパームーンは、地球の周りを楕円（だえん）軌道で公転する月が、地球に一番近い場所で満月になり、大きく見える現象。同日午後８時２６分に完全な満月が姿を見せた。

　帯広三条高校２年の男子生徒（１６）は、友人（１７）と、スーパームーンと紫金山・アトラス彗星を見に訪れた。「晴れているので学校帰りに立ち寄った。月を改めて眺めるのも趣深い」と話していた。