北海道ニュースリンクは北海道の参加新聞社がニュース・イベントを配信するサイトです

十勝毎日新聞

「空き施設フリマ」に手応え 旧のむら呉服店で継続開催【幕別】

 幕別町が空き施設の再活用促進のため、施設内部の備品整理の取り組みとして7月に初開催した「空き施設フリーマーケット」が、旧のむら呉服店(町錦町)で継続開催されている。店側が独自に続けており、初回を企画した町地域おこし協力隊の谷保明洋さんは「町が始めたものを民間で継続できるのは理想的な流れ」と話している。

空き施設フリマへの来場を呼び掛ける野村さん

 空き施設の売却やリフォームなど利活用を進める上では、内部に残された備品や家具などがネックの一つとなる。一方、その処分には手間や費用がかかることから、フリーマーケットを企画。同店で行われた初回は約60人が訪れ、商品だった衣類やショーケースなどが無償または一部有料で引き取られた。

 継続開催は8月の盆明けからの毎週土曜日。初回は町も手伝って開催したが、8月からは元店主の野村武志さん(78)がシャッターに継続開催の張り紙をして告知し、独自に開いている。初回の手応えから、「(継続すれば)再活用のための片付けを進められると感じた」(野村さん)と狙いを説明する。

 フリマでは、和服と着物用の生地、婦人物の洋服やフォーマル、紳士物のネクタイ、ワイシャツなどの衣料品と、ハンガー・棚などの備品を陳列。商品は500~2000円で、備品は無料で譲っている。

 野村さんは「開催の周知が難しく客は数人だが、喜んで持ち帰ってくれている。本来数万円の品でも2000円ほどで譲っているので、多くの人に来てほしい」と話している。

 旧のむら呉服店の空き施設フリマは9月の毎週土曜日、正午~午後4時に開催する。

関連記事

苫小牧民報

白老の魅力バーガーに 食のイベントに2000人

白老町商工会青年部は16日、「第1回しらおいまるごとグルメフェス~白老を挟んじゃおう~」を町若草町の白老駅北観光インフォメーションセンター(ポロトミンタラ)敷地内で開催し、町民ら約2000人が来場...

苫小牧民報

自動運転バス429人が乗車 レベル4初運行 苫小牧

苫小牧市が7、8両日にイベント会場で実施した自動運転バスの実証事業。特定の条件下で無人の自動運転が可能になる「レベル4」を市内で初めて運行し、7日は191人、8日は238人の計429人が乗車した。...

十勝毎日新聞

「温泉街」歩いて楽しむ 駅周辺、名物入りルート開拓【帯広】

 帯広観光コンベンション協会(梶原雅仁会長)は今年度、JR帯広駅を起点とした街歩きを帯広観光の楽しみ方として提案していくため、「温泉の街『帯広』~ウェルネスツーリズムとナイトタイムエコノミーの確立...

十勝毎日新聞

大空にサッカーの輪を 佐藤さんボランティア指導通し熱意【帯広】

 帯広市の会社員佐藤雅浩さん(51)が10月から、年中から小学3年生までの児童を対象とした「大空サッカー教室」を市内の大空公園で開く。「経済的な理由や家庭の事情でサッカーを諦めてほしくない」と、サ...

十勝毎日新聞

悩み相談、看護経験生かし 田岡さん心のサロン開設【上士幌】

 北海道メンタルトレーナー協会(EMA)認定のメンタルトレーナー資格を持つ上士幌町の田岡弘子さん(61)が、町内初となるメンタルヘルスケアの相談サロン「○まる」をオープンした。夫の闘病を支えた経験な...

CATEGORY記事カテゴリー

MEDIA参加新聞社

ARCHIVE月別記事リスト

RANKINGアクセスランキング

  • 週間アクセス
  • 月間アクセス